サイクルモードのイチバンの魅力、それは「日本最大の試乗会」であること。
世界中から様々な最新スポーツバイクが終結し、試乗することができるのだ。ただ、ひとくちに「スポーツバイク」といってもその種類は非常に多い。
日々の通勤に使いたい、エクササイズにぴったりの自転車が欲しい、遠くまで自力で走ってみたい、ヒルクライムを極めたい、里山を冒険したい…など、それぞれの「自転車でやりたいこと」に合わせたバイクを見つけることが自転車選びの第一歩。
このページでスポーツバイクの種類を勉強して、目的に応じたピッタリの一台を見つけよう!
ロードバイク
舗装路では、最も効率よく速く走ることができる。ドロップハンドルと非常に細いタイヤが特徴だ。素材はカーボンが主流だが、アルミ、スチール、チタンなど多種多様だ。ハンドリングのふらつきは、ある程度の速度を出すことにより安定感に変わる。近年、レース用ほど前傾姿勢がきつくないコンフォートタイプも登場し、入門者にも扱いやすくなっている。
ツーリングバイク
短期間向きはランドナー、長期間向きはキャンピング車とも呼ばれている、根強い支持を持つバイク。2~3日のライトツーリングから、数ヵ月にも及ぶ長期間のツーリングにまで対応する、まさに旅にうってつけのモデル。太めのタイヤ、ドロップハンドル、泥よけ、キャリアなどが特徴である。速度は遅いが長距離を走ることに向いている。
タイムトライアル/トライアスロン
競技、単独走行、高速走行に機能を特化させている。空気抵抗を徹底的に排除するためチューブを涙滴状断面フレームにし、前面投影面積を少なくできるよう腕を前に出すフォームとなるDHハンドルを採用。特殊な仕様となっている。使いこなすにはある程度の練習が必要だ。
フルサスペンション
160~200mmのサスペンショントラベルは下りを主眼に設計されたもので、荒れた路面でもしっかり走ることが可能だ。また130~160mm、100~130mm、100mm以下というタイプは、下りだけでなく、上りも快適にこなす。オールマウンテン、マラソン、クロスカントリーなどのジャンルがこのタイプ。
ハードテール
MTBの基本形。サスペンションの搭載がフロントのみなので、「リジッド」「ハードテール」と呼ばれる。さらに山を走るクロスカントリーモデル、コブなどを乗り越えるのに向くジャンプバイクなどの種類がある。安価モデルは初心者にも購入しやすい。29er(ツーナイナー)は速度を維持しやすく耐久レースで人気。
クロスバイク
街乗りをメインに、オンロード、オフロードなど、どんなコースにも対応するオールマイティなバイクがクロスバイク。泥よけやキャリヤも付けられ、入門バイクとしても人気が高い。ロードバイクのハンドルを交換したモデルは、フラットバーロードと呼ばれる。
コミューター
クロスバイクをベースに、夜間走行時に使用するライトや雨天走行時用の泥よけなど、あらかじめ便利な装備を搭載しているモデル。シンプルななかに高級感のあるパーツを採用するなど、デザイン性の高さを前面に出した大人向けアーバンバイク。各ブランドが趣向を凝らしたモデルを発売している。
シングルスピード/シティピスト
本来は競技用に作られたピストバイク。構成パーツが少なく、変速機がないシンプルさを生かしたバイクがシングルスピード。シティピストは、メッセンジャーが使用していたモデルが街中でも人気に。固定ギヤを備えるため、こぐのをやめても脚が回り続ける。ブレーキを取り付けなければ公道で走ることはできない。
電動アシストバイク
車種も実用向けの一般車(いわゆるママチャリタイプ)ばかりでなく、小径車やスポーツタイプも発表され選択肢が増えたこともあり、エコを意識するオシャレな都会人の「足」として注目を集め続けている。乗り心地は用途によって若干異なるが、その快適さは、一度体験したらアシストなしの自転車には戻れないほどと言われている。
ウィメンズバイク
女性ユーザーのためのモデル。男性用より小さめというだけではなく、女性のために筋力、骨格なども考えて設計されている。女性ライダーならその乗り心地にきっと満足するはず。スタッフに聞いてお気に入りのモデルを見つけよう。
ミニベロ/フォールディングバイク
主に24インチ以下のホイールを持つミニベロ(小径車)と、さらに折りたたみ機構を搭載したフォールディングバイク。小さくて持ち運びも便利で、見た目のかわいさも人気。小さいながらも走りはフルサイズのバイク並みという本格的なモデルもある。
リカンベント
背もたれに寄りかかり足を前に投げ出した姿勢で乗るという、個性的なリカンベント。これは速さを追及したための産物。他の自転車より視点が低く、独特なスピード感を味わえる。この走行感をぜひ体験してみよう。
BMX
小さなフレーム、20インチのタイヤ、アップライトなハンドルなど短距離での速さ、アクションを競うためのモデル。オフロードを走るレース、ジャンプや回転などを競うフリースタイルなどの種目に使われる。バランス感覚やコントロールも培うことができる。
キッズバイク
欧米では子供向けのスポーツバイクが存在する。小さいだけでなく、ギヤ比などが成長期の子供に合わせてきちんと作られている。ロードバイク、MTBなどのタイプもあり、子供用ながら専門性をもっている。サイクルモードでは、子供車専用の試乗エリア(キッズエリア)があるのでぜひお試しを。