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2019年11月2日(土) [11:45~12:15] アクションステージ見る

緊急提言 サイクリストに問う! このままでいいの? サイクリングイベント乱立時代 〜地方が求める本当のサイクルツーリズムとは〜

これまでの自転車のブームを牽引してきた、日本中で行われる様々なサイクリング関連のイベント。自転車活用推進法施行にともない各地方自治体での自転車に関する取り組みの活性化などが後押しすることもあり、まさに、イベント乱立と言っても過言ではない時代に突入しています。
しかし、サイクリングを愛好する人口は、近年のスポーツタイプの自転車の販売台数ののびも、以前よりさほど状況が良くない状況や、サイクリング愛好者の高齢化などにより、イベントが飽和状態になったとも言えなくもありません。
そしてなにより、こうしたコンテンツを受け入れる母体となる地方の町々にも人口減少、高齢化の波が押し寄せています。サイクリングイベントは、はたして今のままで良いのか、また、地方が求めているイベントを通じて得られる価値とは一体なんなのか。実際に地方に住み、突出した観光資源を持たない中山間地でサイクリングイベントを一から立ち上げ、今や人気イベントに成長した「京都美山サイクルグリーンツアー」を運営している、ブラッキー中島だからこそわかる、「地方がほんとうに求めるサイクリングの価値」とはなんなのか?これまでのサイクルツーリズムの考え方や問題点をあらためて根底から整理し、サイクリングイベントのこの先10年の未来像を考えます。

ゲスト

ブラッキー中島(ウィーラースクールジャパン代表)

1963年7月14日生まれ。京都市出身。
当時三歳だった息子が、たまたま自転車に乗るのが好きだったことから自転車の世界に入る。「子供と一緒に楽しむ」をテーマに、ツーリングやレースなどを続けるうちに、ベルギー発の自転車教室と出会い、以降、全国に広がる自転車教室ウィーラースクールジャパンの代表を務め、日本における自転車普及活動・自転車交通に関する啓発活動を行っている。 京都府南丹市美山町で新しいサイクルツーリズムの立ち上げや、自転車ロードレースのプロチーム「宇都宮ブリッツェン」の立ち上げなど、様々な地域、スポーツ振興に携わる。 近年は、デンマーク等北欧諸国との交流を視野に入れた、教育活動も盛んに行う。
1963年 京都市生まれ

MC

栗村修(ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクター)

17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在はツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。

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