世界中のブルベ愛好者の憧れである『パリ～ブレスト～パリ（PBP）』は、4年に1回フランスで開催され、総走行距離1,230kmという超長距離を自転車で走破する100年以上前から続く由緒ある大会。
プロ選手としてヨーロッパを舞台に活躍した三船雅彦さんは、このブルベの最高峰『PBP』に2度目の挑戦を果たし、1,230kmをなんと“43時間23分”という歴代日本人最高の驚異的なタイムで駆け抜けた。ブレストからパリに向けた復路では、先頭集団内での激しい駆け引きに真っ向から勝負し、さらに体に蓄積された疲労や睡眠不足など内なる敵とも戦いながら、先頭グループで堂々のゴール！この大会の模様をブルベの伝道師三船雅彦さんに、余すところなく存分に語ってもらう。

■ゲスト
三船雅彦
国内・国外を問わず活躍した元プロロード選手。1997年には日本人として初めて、クラシックレース「ツール・ド・フランドル」に出場、その歴史に足跡を残す。08年に引退後もシクロクロス全日本選手権を2000年、2001年と連覇。現在はTeam MASSAの監督を務めながら、自身もブルべに挑戦するなど生涯現役を貫くサイクリストである。

■MC
星野知大